春らしい陽気に包まれた4月12日、第3回目となる大芦コモンズの活動を開催しました(翌13日はあいにくの雨でお休み)。今回も、3名の方にお越しいただき、にぎやかな一日となりました。
「お互いの“やりたい”を形にできる場所にしたい」──そんな想いを胸に、大芦コモンズでは少しずつできることを積み重ねています。
作戦会議からスタート
この日の活動は、大きな地図を広げての作戦会議から始まりました。大芦コモンズで管理している古民家や農地、山林を俯瞰しながら、「ここをどう使ったら面白くなるだろう?」と、みんなでアイデアを出し合いました。
なかでも山の中に“ジップスライド”をつくる構想には、子どもも大人もわくわく。雲海を見ながら空を滑るように山を駆け抜ける日が来るのが、今から楽しみです。

お米づくりの第一歩
午前中は、お米づくりの第一歩となる「塩水選(えんすいせん)」と「温湯消毒(おんとうしょうどく)」を行いました。これは種もみの選別を塩水の塩分濃度で調整し、実の詰まった種を選別します。生卵が浮かぶぐらいの濃度で行うと良いので生みたて天草大王の卵で行いました。
温湯消毒は殺菌(60度10分)をする大切な工程、農薬を使うより手間はかかるものの、農薬減によるコスト削減や廃液処理が不要などのメリットがあります。温度計で湯加減を見ながら10分間集中し、時間が経過したら急いで水で冷やします。その後は4月22日の苗箱づくりに向けて積算100度、芽出しが出来るように水を交換しながら様子を見ます。
いよいよ今年のお米づくりが始まります。そのあとは、山に入って椎茸やタラの芽を採取。旬の恵みをみんなで天ぷらにして、お昼ごはんとしていただきました。自然の味をそのまま感じられる、贅沢なランチタイムです。

午後は獣害柵の整備
午後からは、みんなで獣害柵の整備へ。作業をしながらの会話や笑い声が飛び交い、共同作業ならではの一体感がありました。作物を守るためのこの作業も、地道ですが少しずつ進めています。
ご参加くださったみなさん、本当にありがとうございました。
お昼ご飯はみんなで作って、こんな感じでした。

次回のご案内
次回の活動は【2025年5月10日(土)〜11日(日)】に開催予定です。
予定している内容は…
・大芦田んぼでの田植え体験
・畑づくり
・獣害柵整備
子どもから大人まで、どなたでも大歓迎です!自然の中で、手を動かして、美味しいお米食べて一緒に楽しみましょう。
【番外編】お米の苗箱づくりもやります!
4月22日(火)9:00〜は番外編として「お米の苗箱づくり」を行います。興味のある方は、ぜひ一緒にやってみませんか?ご興味あればコメントかDMくださいませ。
\あなたの「やってみたい!」を一緒にチャレンジ出来たら!/
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